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緋色に染まる天、暁の空

無限&銀雨用日記 あるファンタジー世界に生きる吟遊詩人の少女 あるいは、IFの現代日本に生きる霊媒士の少女 彼女たちの日々の覚書。 判らない人は要、退却~。

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さよなら

御車センパイを『起動』してまで、振り切って 京都へ向かった。
カードでお金を引き下ろして、新幹線へ。

―携帯すら置いてきたから、公衆電話で 兄さまに『お願い』をした。

もう、聞かないと もう、逢えないと 思っていたのに、
京都駅に居た 旋…。


手を、取れない 応えれない
ごめんなさい

兄さまに手出しはさせないから、兄さまを私が見張るから
だから

さよなら

▽ただいま

私の暗い部屋。

奈都も、今はもう居ない 私の、居場所。

おかしい筈なのに、思考が 沈む。
旋は喜ばないの 解ってるわ…でも、これ以上 迷惑、掛けたくないンだもん
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